こちらの動画でアーティストの”yamaさん”と”くじらさん”が対談されている中で、yamaさんが、
「自分が音楽をやっている理由としては、作品を残す事で、
”存在証明”なのよ
生きてました、ここで、確かに、自分は、というのを知らしめたい」
という話をされており、とても共感しました。
ファッション=身近な自己表現
だと自分は考えています。
絵を描いたり、陶芸をしたり、スポーツをしたり、演奏する、歌を歌う、何か作品を作る
これも自己表現ですが、全ての人がやっている訳ではない。
でも、服を着ない人はいないし、
人付き合いが苦手で、近くに心許せる人がいなくても、無愛想になってしまい勘違いされても、
手が器用でなくても、頭が良くなくても、運動神経が良くなくても、特別なスキルがなくても、
内向的で自己開示、感情表現が苦手など、そういう”コンプレックス”も全て含めて
”自分はこういう人間なんだ” ”こういうものが好きなんだ”
と知らしめる事が出来る、自分の個性を大切にする一つの手段だと思います。
スターバックスも、ドレスコードを改訂し、パートナー(従業員)の内72%の人が
パートナー同士での、50%の人がお客様とのコミュニケーションが増えたと回答しています。
ちょっと背伸びをして、
普段着ない系統の服を身に付ける事で、新たな発見や自信に繋がったり、
ファッションには正解がない、自由度が高い所が魅力だと思います。
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ネットフリックスで『クィア・アイ in Japan』という番組があります。
「ヘアメイク、ファッション、料理、インテリア、カルチャー」
それぞれの分野のスペシャリスト、セクシャルマイノリティでもある
「ファブ5」という5人組が
「自己犠牲をして女を捨てた」「マイノリティな自分の個性と周りの目に苦しむ」
「社会で上手く生きていく為に自分を押し殺してきた、パートナーとも本音で語り合うのが怖い」 などといった悩みを持つ人を、より素敵な状態へ変身させるドキュメンタリーです。
この番組の中で凄く印象的だったのが、
「私はあなたの事を尊敬するし、今のあなたは最高だと思う、
だからここを良くしたら、もっと最高になるよ」
という全肯定しながら、導く対応でした。
自分も自己理解プログラムを受けるまでは、
社交性のない自分には価値がない、今の仕事で成果を出せていない人間が
何処に行っても通用するはずがない、逃げちゃダメだと思っていました。
「出来ない事に対して必死にしがみついても、ゴミ箱みたいな人生になる。」
1度そういう局面にたったからこそ、八木さんの仰っている事も深い所で、
理解する事が出来たと思っているので、この経験にも意味もあったと感じます。
ファブ5も幼い頃に、親から絶縁される、いじめや虐待、差別を受けたなど
壮絶な経験をされているからこそ、悩める人の気持ちに共感でき、言葉が刺さるのだと思います
実際、EP4では「世の中で上手く渡り歩いていくには、自分を殺していた方が楽」
という考えで、自分に自信を持てなかった、ラジオディレクターの男性が、
普段の当たり障りのない格好から、一変、自ら進んでピンクを選んだり、
奥さんに対しても、怖くて打ち明けられなかった、自分の本音を話せる様になったり、
いままで、やりたいけどやっていなかった趣味にも挑戦したいと心境の変化も現れていました
自己表現するという事は、自分と向き合う必要があり、
それによって、自己肯定感が高まり、自信にも繋がると思います。
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